クモ膜下出血(-まっかしゅっけつ)

クモ膜下出血とは、脳の中の軟膜とクモ膜の間に出血を起こしたものを言います。原因は約8割が脳動脈瘤の破裂で、頭部外傷や脳腫瘍などによって起こるもので、脳の血管に発生した脳動脈瘤が破れることが多くの原因のようです。また、クモ膜下出血は発症すると死に至る場合が多く、突然死の6%を占めていると言います。発症する時は、突然の激しい頭痛で発症し、嘔吐や意識障害を伴うこともあり、50~70代の健康な人に前触れなく訪れることが多いとされています。発症した3分の1の人は死に至り、3分の1の人は社会復帰できるまでに回復し、3分の1の人は後遺症が残り、なんとか普通の生活を送れるくらいに回復できると言われていて、脳動脈瘤破裂によるクモ膜下出血で再出血が起きると社会復帰までの回復は難しいとされています。そのため、緊急に治療を行う必要があり、まず脳動脈瘤の再破裂防止を行い、次に脳血管攣縮を防止します。これをしないと、手足の麻痺などの後遺症が出る確率が上がるのです。