SARSとは、Severe Acute Respiratory Syndromeの略で、日本語では「重症急性呼吸器症候群」と呼ばれます。新型肺炎とも呼ばれる新種の感染症で、SARSウイルスにより起こる重篤な呼吸器症状を伴う急性肺炎症のことを指します。2002年に中国広東省で40代の疾患が発症したしたのが最初と言われており、300人を超える患者が現れたことで「新しい感染症」として注意を促すようになりました。しかし、全世界への発表は遅く翌年になってから発表されました。38℃以上の急な発熱、咳、吸困難などの症状ということで、最初は風邪などと間違われることもありますが、低酸素血症や肺炎になることで発見されることが多いようです。原因となる病原体はコロナウイルスであると決定し、空気感染ではなくSARS患者の咳やくしゃみによる唾液で感染されると言われています。潜伏期間は、およそ2~7日、最長で10日と言われているので流行地から帰国後11日以上経って何の症状もなければ、発病しないとされています。