猫ひっかき病

猫ひっかき病とは、猫にひっかかれたり噛まれたりした傷が原因で、発熱やリンパ節の腫脹が起きる感染症です。ひっかかれてすぐに発症するわけではなく、10日ほど経ってから症状が現れるのが特徴で、虫さされに似た症状となり、全身倦怠、関節痛、嘔気等を伴うことがあるようです。免疫力がある人は治療をしなくても自然に治りますが、免疫力が劣っている人は治療が必要で、抗生剤が有効とされています。猫ノミの繁殖する夏を経て、秋になり子猫が増えるに伴って増加すると考えられていて、子供が感染することが多いようです。また、希に合併症として脳症、麻痺や脊髄障害に至る場合もあるため、心配な人は早期に病院へ行って検査をすると良いでしょう。検査の方法は、血液検査や画像検査、血清診断などが一般的となっています。猫から猫への感染はノミによって行われると考えられていて、若い猫の保菌率が高く、日本の猫の9~15%が菌を保有していると考えられています。