アルツハイマー型認知症とは、後天的な脳の器質的障害を表す認知症の一種で、ドイツの精神医学者アロイス・アルツハイマーにちなんで名づけられました。症状は、記憶障害を始めとする認知障害で社会への適応能力も低下し、悪化すると食事をとることもままならなくなり、寝たきりの状態になります。また、幻覚を見るようになったり、徘徊をすることもあり、介護が必要になることがほとんどで、家族の負担が大きくなります。妄想や徘徊に効果的な薬は研究されていますが、決定的な治療法は見つかっておらず、原因もはっきりしていません。しかし、現在最も有力とされているのがアルミニウムイオンの摂取によるもので、第二次世界大戦後、アルミニウムイオンが非常に多い地下水を飲んでいたグアム島の住人に認知症の率が高かったことからこの説が有力となりました。しかし、患者の数が多い一方で裏付ける研究結果もなく、予防法も正式にはわかっていないという怖い病気の1つです。