脂質異常症とは、以前まで「高脂血症」と呼ばれていた血液中に含まれる脂質量の異常によって表れる症状です。高コレステロール血症や高LDLコレステロール血症などが有名なものですが、脂質量が多い事だけが問題ではなく、低HDLコレステロール血症という脂質量が少ない異常もあります。高コレステロール血症は、日本人の男性27%、女性33%が該当していて、低HDLコレステロール血症は日本人の男性16%、女性5%が該当していると言われています。食生活の乱れや運動不足、喫煙などが招く病気とされており、心血管疾患との関連性が強いとも言われています。主に食事療法や運動療法が効果的とされていますが、先天的要因による家族性脂質異常症である人の場合はLDL吸着療法による治療も行なわれます。